差別と日本人 [つぶやき]
読み出したら止まらず一気に読んだ本
差別って・・・と考えてしまった
私は東京出身だからか
あまり非差別部落の現実に接することなく生きてきていて
学校で習ったくらいなので
同和問題に関してはあまり詳しくない
高校生のとき、予備校帰りにみんなでご飯を食べていたときに
「好きになって結婚しようと思った人が非差別部落の出身だったらどうする?」
と誰かが言い出した
「自分が非差別部落の出身かそうじゃないか知らないから、私もそうかもしれない」
と私が言うと
「自分が知らないってことは違うんだよ。非差別部落の人は絶対知ってるから」
と言われてショックを受けたことがある
私は人間の生まれ変わりを信じているので
差別される側の人というのは
自分に厳しい課題を課した人なんだなぁと思う
もちろん、差別が存在することがよくないことなんだけど
聖書の時代からも存在する差別を無くすのって相当難しいことだろう
ただ、差別する側の人も次の人生では
差別される痛みを味わうことになるかもしれないから
人生って「因果応報」で
人にしたことは自分に返ってくるって私は信じてるから
人を傷つけることは決してしてはいけないと思うのです
この本は野中広務さんと辛淑玉さんの対談形式になっているのだけど
私はこの2人が、自分の天命を一生懸命生きているんだなと感じた
生まれる前に自分に課した課題をちゃんとわかって生きている2人なんだと
私も自分の天命を生きたい
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