シルバーウィーク

「本当に行くの？
おばあちゃんたちは鬼畜だと教えられた人たちがいる国だよ」
と言われたのがつい最近のことのように思い出される
５歳の私が父の転勤に伴い、母と妹と羽田空港を飛び立ったのは
忘れもしない３月３１日

去年の秋に亡くなった母方の祖母の裁縫箱の底から
私と妹が祖母宛に書いた手紙が最近見つかった
小さい私は文章の最後に星条旗を色付きで描いていた

アメリカの学校では朝礼の度に星条旗を掲げ、手を胸にあて
国歌を歌い、忠誠の誓いをした

"I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all."

stars and stripesが大好きだった
それをモチーフにしたと思われるwonder womanのコスチュームも

日本国外に出たことのない私の祖父母たち
アメリカを第２の故郷だと思う私たち
ジェネレーションギャップを感じます
めまぐるしい時代の変化と共に

敬老の日は９月１５日で育った私としては
最近の第？月曜日の祝日制度になじめません
シルバーウイークという言い方にも

今年１００歳を迎えた父方の祖母には銀杯が届きました
いつまでも元気でいて欲しいなぁと思います
大したおばあちゃん＆おじいちゃん孝行はできないけど
私が精一杯自分の人生を生き抜くことが一番の孝行だと
自分勝手に信じて進んでいくのみです